2012年5月15日 のアーカイブ

四葉のクローバー

2012年5月15日 火曜日

先日娘と公園でクローバーを見ていたら四葉のクローバーを見つけました。人生初のことで娘と喜びました。
日本では、三つ葉は「希望」「信仰」「愛情」の印。
残る1枚は「幸福」のシンボルと言い伝えられてきました。
結婚式や、お祝い、プレゼントなどに、よく使われていますよね。
幸せを運んでくれるものとして、とても喜ばれます。

四つ葉のクローバーを見つけた人には幸運が訪れる、という言い伝えはヨーロッパに古くからあり、
夏至の夜に摘草をすると薬草や魔除けの力があると信じられていました。
三つ葉のクローバーはキリストの三位一体(父なる神/キリスト/聖霊)を、四つ葉のクローバーは十字架を表し、幸運をもたらすと言われています。

かの有名なナポレオンも戦場で馬に乗っていた所、偶然四つ葉のクローバーを見つけ、体を伏せた瞬間に銃弾がすれ違い命を救われたというエピソードも残っています。

クローバー(シロツメクサ)は学名を「トリフォリウム」(Trifolium)といいますが、これは「三つ葉」という意味です。 クローバーの模様自体は、古来より守護の力を持つものとして知られていました。
そして、キリスト教以前の古代ケルトのお守りとしてアイルランドなどで「シャムロック」と呼ばれていました。
その後、アイルランドへキリスト教の福音を伝えるためにやってきた守護聖人である聖パトリックが、異教信仰との融和を図るため、シャムロックの葉が小さな三つ葉になっていることから、三位一体の教え(信仰、希望、愛)を認めさせたと伝えられています。
キリスト教を受け入れたアイルランドでは、このシャムロックを国の象徴として採用しました。

このように、三つ葉のクローバー自体も古来から幸運のシンボルであるといわれていたのでした。
そのため、もっと珍しい四つ葉のクローバーには、より強い力がある、と信じられています。
イブはエデンの園から四つ葉のクローバーを持ち出した、という有名な伝説もあります。

みなさんも一度足元のクローバーを見てみて下さい。奇跡が起こるかも!